今尾城 尾張藩付家老竹腰氏の居城

【今尾城址(現 今尾小学校)】
【歴 史】今尾城の始まりは、文明年間(1469〜1487)といわれ、中島氏、高木氏らを経て、天正15年(1587)に市橋下総守長勝が入城しました。関ケ原の合戦後、一時的に幕府が支配しましたが、元和5年(1619)、尾張藩祖徳川義直の異父兄にあたる同藩付家老竹腰山城守正信の居城となり明治維新まで続きました。『濃州安八郡今尾村絵図』によると、幅の広い濠を三重にめぐらし西側には土塁が築かれています。その内側に「御城屋敷」「書院屋敷」「役屋敷」が設けられましたが、天守などは無く、今尾陣屋とも呼ばれました。
『現地案内看板より本文抜粋』

 城址は現在、多くが今尾小学校の敷地となっており、小学校内に説明看板と城址碑が建てられています。

■場所:海津市平田町今尾 ■築城主:
■別名:今尾陣屋 ■城形式:平城
■築城年:文明年間(1469〜1487) ■城遺構:土塁


【今尾城址の碑】