岩手陣屋 竹中氏の陣屋跡

【岩手陣屋跡の現存城門】
【歴 史】羽柴秀吉の軍師といわれた竹中半兵衛重治の没後、家督を継いだ嫡男の重門は関ヶ原合戦の時に東軍として徳川家康に味方し、戦後5千石を安堵され近世旗本となります。そしてそれまで竹中氏の居城であった菩提寺山城に替わり新たに山麓に陣屋を構え、領地を支配しました。現在陣屋跡は小学校などの敷地となっていますが、遺構として現存する木造白壁塗りの櫓門や目隠し石、堀、石垣などが当時の面影を留めています。
 城址は小学校の敷地内であるため、見学には配慮が必要ですが、櫓門裏側までの見学はなんとかできそうです。櫓門脇には竹中重治像が設置されており、歴史的な遺構に華を添えています。

■場所:不破郡垂井町岩手 ■築城主:竹中重門
■別名: ■城形式:陣屋
■築城年:慶長年間か ■城遺構:石垣・櫓門・堀


【岩手陣屋の水堀跡】

【門脇の竹中半兵衛像】