高須城 高須四兄弟で有名な尾張藩の支藩

【高須城址(城址公園)】
【歴 史】高須城は、大永2年(1522)大橋源左衛門重一が築城したと伝えられている。文禄元年(1592)より、付近の土豪の一族だった高木盛兼が1万石で領有していた。関ケ原の戦い(1600年)以後の城主は、徳永氏、小笠原氏、松平氏が入った。松平氏は、尾張藩二代藩主徳川光友の子松平義行を祖として明治まで続いた。尾張藩の支藩として、この辺りの1万5千石のほか信濃の国伊奈郡に1万5千石を領地していた。
『城址公園説明看板を一部抜粋』

幕末に活躍した徳川慶勝、徳川茂栄、松平容保、松平定敬(高須四兄弟)で有名な高須藩の居城ですが、現在は宅地化されており、その遺構を確認することは困難です。
 近くにある海津市歴史民俗資料館では、高須藩の御館が一部復元展示されています。またこの地方独特の生活文化である輪中について学ぶことができます。

■場所:海津市海津町高須町 ■築城主:大橋源左衛門重一
■別名:高須陣屋 ■城形式:平城
■築城年:大永2年(1522) ■城遺構:なし


【御殿風の歴史民俗資料館】