猪狩山城(いかりやま) 土豪 茂地野氏の居城

【主郭直下の堀切と土塁】
■場所:恵那市笠置町姫栗猪狩
■主な城主:茂地野修理
■別名:
■形式:山城
■築城年:不明
■城遺構:曲輪、堀切、土塁
■標高:435m
■比高:180m

戦国時代、木曽川の右岸一帯は苗木遠山氏の勢力下にあった。苗木城の支城である猪狩山城の城主は茂知野修理だった。木曽川を挟んで対する久須見城の城主は松尾左京だった。勢力争いが絶えず何度かの戦いの末、猪狩山城は落城。茂知野修理は松尾左京との一騎打ちにも敗れ首をはねられ果てた。『現地案内看板より本文抜粋』
城址内には遺構を説明する看板がいくつか設置されており、登城道も整備されています。大手口よりも搦手口から登った方が比較的傾斜が緩やかになっていますが、大手口側から登城すると、途中に支城跡という標柱が立てられた平場があり、ここからは恵那山の絶景が望めます。


【主郭跡】

【主郭切岸と帯郭跡】

【竪堀跡】

<飯羽間城へのアクセス>
中央自動車道の恵那インター出入口を左折し、県道68号線を北西にしばらく進み笠置橋で木曽川を渡ります。木曽川を渡り約500m程道なりに進むと右側に集落に入っていく分岐路があるので、ここを右折し分岐路に入ります。そのまま直進で250m程進むと右側に猪狩山城の説明看板があります。説明看板から100mほど先にある民家の脇が大手口側の登城道となります。説明看板の横に1台ほどの駐車スペースがあります。また笠置コミュニティーセンターに駐車し、徒歩にて300m程歩いた搦手口から登城する方法もあります。