大将陣(たいしょうじん) 織田信忠の本陣跡

【大将陣跡】
■場所:恵那市岩村町
■主な城主:織田信忠
■別名:
■形式:陣跡
■築城年:天正3年(1575)
■城遺構:曲輪?
■標高:560m
■比高:20m

天正3年(1575)5月、長篠の戦いにおいて武田勝頼軍に大勝した織田信長は、すぐ長男信忠に3万人の大軍をさずけ、武田側の岩村城攻撃を命じた。信忠は岩村城を包囲すると、ここに本陣をおいて指揮したので、この丘を大将陣と呼ぶようになった。『現地案内看板より本文抜粋』
一般的に敵将の秋山虎繁らは捕らえられたのちに岐阜の信長のもとへ送られ、長良川で磔になったとされていますが、地元の伝承ではこの場所で敵将の秋山虎繁ら5人が磔にされ、城内の大将塚に遺骸が埋葬されたとされています。現在は公園化されて訪れやすいですが、多くの部分が改変されているようです。


【大将陣内の平地】

【伝 大将塚跡】

<大将陣へのアクセス>
恵那市内の国道19号線を正家交差点から国道257号線へと南進し、約13km程直進すると国道363号線(中津川方面)へと分岐する裏山交差点に到ります。交差点を363号線方面へと左折し600m程進むと左側に大将陣公園があります。公園に駐車場はなく、付近の路肩も広くないため、岩村歴史資料館や岩村城下町観光用の駐車場に止めて歩くのが安全です。どちらから歩いても700mくらいの距離です。